キャリアのエキスパートたちが集結、同窓生による特別イベントを開催!

 

 11月12日、株式会社ライセンスアカデミー(東京都新宿区)において明治学院大学の同窓生9名が集まり、同社主導のもと特別イベントを開催した。

 

 当日はヘボン経済人会の竹越浩一会長(ヤマテピアノ商会 代表取締役社長)や小谷進副会長(元・パイオニア株式会社 代表取締役社長)をはじめ、今も明治学院大学で講義を担当されている岩谷英昭氏(元・米国松下電器 CEO)、小泉京美氏(相模女子大学教授、明治学院大学 非常勤講師)、さらには2010年のミス明学に輝き、今ではキャリア支援を展開する企業の代表を務める沖玲奈氏(ファストキャリア株式会社 代表取締役社長)、そして株式会社ライセンスアカデミー代表の白田康則、同社で経済人会の理事としても活動する堀江祐介、同じく同社で高校生や若者の進路アドバイザーとしてキャリアを重ねてきた長谷川洋や峯健太も参加し、互いの親睦を深めた。

 

 冒頭は岩谷氏がキャリア形成をメインテーマにした講義のダイジェスト版を披露した。

自身のこれまでを振り返りつつ、これからの時代をどう生きるか、若者に向けた提唱を主な題材とした内容は大変分かりやすく意義深いものであった。講義内容は経験豊富な参加者たちにも刺激を与え、それぞれの視点からキャリア形成についての活発な意見が飛び交う展開となった。

 

 その後は東京オリンピックで聖火ランナーを務めた小泉氏が当時のエピソードと共に実際に使用したトーチを紹介した。初めて見る本物のトーチは光り輝き、参加者からは感嘆の声が漏れていた。皆一様に、恐る恐る手に取りながらも笑顔で渡し合う小さなトーチリレーが場を和ませた。

 終盤には特別座談会と称して、それぞれの学生時代を思い思いに語り、皆が抱く母校のイメージ、そしてこの先明治学院大学がさらに発展していくためにはどうしたら良いか、などについて真剣に意見交換を行った。

 

 予定していた時間を優に超え、Do for othersの精神を受け継ぐ者たちによる素晴らしい座談会は惜しまれながらも閉会した。

 

人生100年時代におけるキャリア観などについて語った岩谷英昭氏

 

特別座談会では、参加者全員が学生時代のエピソードを披露

 

小泉氏が東京オリンピックで実際に使用したトーチを囲んで記念撮影